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スペインの鉄道

これまでに乗ったスペインの鉄道を紹介します。

列車一覧
AVE(S102) スペインが誇る高速鉄道AVEですS102はタルゴ350と呼ばれるタルゴ形車両です。
AVE(S103) 同じくAVEで、こちらはVelaroタイプの車両です。
Alvia S120形と呼ばれる中速のタルゴ形車両です。
Elipsos かつてマドリードやバルセロナから、パリ、チューリッヒ、ミラノまで走行していた豪華夜行列車です。
Surexpreso / Lusitania スペインとポルトガルを結ぶ夜行列車です。

AVE(S102)

 AVEはスペイン国鉄(Renfe)が誇る高速鉄道で、S102はタルゴ形の車両です。タルゴ形ですが、可変ゲージではなく標準軌固定です。最高速度は300km/hです。車内は一等車に当たるBusiness claseと二等車に当たるTurista claseの2クラス制となっています。

AVE_at_Valencia Valencia駅にて撮影したS102形AVEです。両端が機関車の動力集中型の列車で、機関車が特徴的です。
(2012年7月23日撮影)
AVE_at_Valencia 客車は機関車に比べてかなり車高が低く、空気抵抗を減らすためか、機関車の隣の車両は途中まで屋根が高くなっています。
(2012年7月23日撮影)
AVE車内 Business claseの車内です。横3列の革張りシートが並んでおり、乗客自身では向きを変えられないようですが、最前列のシート以外は全て進行方向に対し常に前向きに変えているようです。
(2012年7月23日撮影)
AVE車内食 そしてAVEのBusiness claseでは朝、昼、夜の食事時間帯には食事サービスがあります。ただスペインの文化か、昼食は14時~と遅く、夕食も遅い時間帯に設定されているようです。食事時間帯以外は軽食のサービスとなります。
(2012年7月23日撮影)
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AVE(S103)

 ドイツのICE3と同じくシーメンス製Velaroで運行されるS103形のAVEで、最高速度は同じく300km/hです。車内はClub clase、Preferente clase、Turista claseの3クラス制です。Club claseが特等に当たります。

AVE_at_Madrid Madrid Atocha駅にて撮影したS103形AVEです。色が違うだけで、ICE3とほぼ同じに見えます。
(2012年7月22日撮影)
AVE出入口 出入口にはクラス名が大きく書かれており、どのクラスか一目で分かります。
(2012年7月22日撮影)
AVE車内 S103の車内です。S102と同じく3列シートで、各区画の最前列以外の座席は前向きに変えられています。
(2012年7月22日撮影)
AVEドリンクサービス 食事時間帯以外でもウェルカムドリンクサービスはあり、お菓子や軽食ももらえます。ドリンクをグラスに入れてもらえるのは嬉しいです。
(2012年7月22日撮影)
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Alvia

 スペイン国鉄(Renfe)の中速列車がAlviaです。最高速度は250km/h、日本でいうフリーゲージトレインで、標準軌の高速新線と広軌(1668mm)の在来線を直通運転できます。車内はPreferente claseとTurista claseの2クラス制です。

Alvia_at_Madrid こちらはS130形のAlviaです。特徴的な機関車を両端に付けた、動力集中型の列車です。また間の客車はタルゴ形の客車で可変ゲージ台車を備えています。
(2012年7月22日撮影)
Alvia_at_Madrid タルゴ形客車は車高が低く、また連接台車のため車体長も短いです。
(2012年7月22日撮影)
Alvia台車 台車はこのような一軸台車で、軌間変換装置を通過すれば軌間が自動で変換される機構になっています。
(2012年7月23日撮影)
Alvia車内 Preferente claseの車内です。AVEと同じく最前列の座席以外は全て前を向くようになっていますが、椅子はAVEと比べて簡素なものになっています。
(2012年7月22日撮影)
Alvia車内食 Preferente claseでは、AVEと同様に食事サービスがあります。メインディッシュだけ出てきたので、食べかけで済みません...
(2012年7月22日撮影)
Valladolid駅構内にある軌間変換装置通過時の動画です。広軌から標準軌に変換しています。
(2012年7月22日撮影)
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Elipsos

 かつてスペインとフランス、スイス、イタリアの間で運行されていた、ホテル列車(Trenhotel)とも呼ばれる豪華夜行列車Elipsos(エリプソス)です。残念ながら2013年12月13日をもって廃止となりました。

Elipsos_at_Madrid マドリード発パリ行きのElipsosです。マドリードはアトーチャ駅(Atocha)からの発車です。車両はタルゴ形客車で、機関車で牽引されます。
(2012年7月23日撮影)
Elipsos_at_Madrid 客車の両端には電源車が連結されています。電源車が2両あるおかげか、コンセントの電源は安定しています。
(2012年7月23日撮影)
Elipsos_at_Madrid Elipsosのロゴの入った車体です。車体下部にはTalgoのロゴもあります。
(2012年7月23日撮影)
Glan clase Elipsosの最上位クラスGran clase(いわゆるグランクラス)の寝台個室です。欧州の一般的な寝台個室と同じく2人用で、ソファがベッドになります。シャワー、トイレ付きで、各種アメニティグッズも置かれています。
(2012年7月23日撮影)
Elipsos食堂車 Elipsosの食堂車です。グランクラスの乗客は、食堂車でのコース料理のディナーと朝食も料金に含まれています。グランクラス以外の客も、有料で食事をとることができます。
(2012年7月23日撮影)
Elipsos夕食 グランクラスでもらえる食堂車での食事券と、ディナーの一例です。メニューの中から前菜、主菜、デザート、ワインなどの飲み物を選べます。また食後にはコーヒー/紅茶もつきます。
(2012年7月23日撮影)
Elipsos朝食 グランクラスは朝食も無料です。
(2012年7月24日撮影)
Elipsos@パリ ElipsosはRenfeとSNCF(フランス国鉄)の共同運行で、フランス国内ではSNCFの電気機関車が牽引します。またスペイン/フランス国境のイルンで、軌間が1668mmから1435mmに変換されます。
(2012年7月24日撮影)
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Surexpreso / Lusitania

 どちらもスペインとポルトガルを結ぶ夜行列車(Trenhotel)です。スペインのIrun(イルン)とポルトガルの首都リスボンを結ぶ夜行列車がSurexpresoです(リスボン発はフランスのHendaye行き)。ポルトガル語ではSud Expresso、英語ではSud Expressと表記されます。

 Lusitania(ポルトガル語ではLusitânia)はマドリードとリスボンを結ぶ夜行列車です。どちらもタルゴ形客車で運行されています。

 車内は最上位のGran clase、シャワーなし個室のPreferente clase、4人部屋(相部屋?)のTurista clase、そして座席車からなります。Gran claseは夕食と朝食、Preferente claseは朝食が料金に含まれています。

Surexpreso_at_Irun イルン駅に停車チュのSurexpresoです。Elipsosと同様、機関車牽引のタルゴ形客車です。
(2012年7月20日撮影)
Surexpreso_at_Irun こちらもElipsosと同様、列車の両端に電源車があります。客車は同じタルゴ形なので、車高は低く、車体長も短いです。
(2012年7月20日撮影)
Surexpreso車内 Surexpresoの車内です。グランクラスではなくシャワーなし個室寝台車です。このように個室が斜めに配置されており、通路の壁がでこぼこになっています。
(2012年7月20日撮影)
Surexpreso個室内 シャワーなしの個室寝台です。ベッドも斜めに配置されています。個室内には二段ベッドと洗面台があります。
(2012年7月20日撮影)
Surexpreso食堂車 Surexpresoには食堂車が連結されています。寝台車の乗客は、食堂車で無料の朝食をいただけます。
(2012年7月21日撮影)
Lusitania_at_リスボン ポルトガル国内ではポルトガル国鉄の機関車が牽引します。こちらはリスボン発マドリード行きのLusitania(ルシタニア)です。
(2012年7月21日撮影)
Lusitania朝食 Lusitania号の朝食です。Surexpresoとほぼ同じメニューで、寝台車利用客は無料です。
(2012年7月22日撮影)
LusitaniapMadrid Lusitania号は、非電化区間を走行するためスペイン国内ではディーゼル機関車が牽引します。
(2012年7月22日撮影)
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