Since 07.May.2005
にょっへ~
Ver. 3.1.22
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CONTENTS |
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旅行日記
~シベリア鉄道旅行2005~
~11日目(最終日)~
2005年2月16日(水)
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最終日
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日本を発ってから十日、ついにこの日が来た。旅行最終日。今日は中国に別れを告げて、飛行機で日本に帰るだけだ。もうやることは何もない。せめて飛行機に乗り遅れないようにするだけだ(爆
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北京空港
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空港に行く前に、一昨日入れなかった毛沢東記念堂に入ろうとして、天安門広場に行くものの、今中国は正月に当たるため、今日は休館日だったorz こんなところで旧暦の弊害が・・・
気を取り直して、(泊まったホテルではなく)近くのホテルから出ているリムジンバスで北京空港へ向かう。空港に着くと、とりあえず大韓航空のデスクでチェックイン手続きをして、出国審査を受ける。大韓航空なので当然帰りもソウル乗り換えになる。行きはまだよかったけど、さすがに帰りになると、横から名古屋行きとかが出ているのを横目にソウル行きに乗ったりしているとちょっとブルーになる。一刻も早く日本に帰りたい。
時間が来て飛行機が出発する。これで中国ともお別れだ。中国ぐらいならまた来ることもあるだろう。さらば中国、また来るその日まで。
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インチョン空港再び
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距離が短いせいか、今度はビビンバが出ることもなく、約十日ぶりになるソウル・インチョン国際空港に到着する。
今度は少し時間があるので、韓国に入国して少し外に出てみる。空港内のコンビニに、例のロシアで売っていた怪しいカップラーメンが置いてあった。やはり韓国製だったのか。
うーん、しかし呼び出しの放送が日本語ではいるとは、韓国は本当に近い国だなぁと思う。再び出国手続きを済ませた後、搭乗口近くをうろうろしていると、売店の店員さんから日本語で冬ソナグッズを売りつけられそうになる。そんなもの買うの主婦ぐらいですよと言ってやりたい。日本人なら誰でも買うと思われているのは実に心外だ。
椅子に横になってだれながら搭乗時間が来るのを待つ。もう早く帰って畳の上で横になりたい。行きはともかく、帰りに乗り継ぎというのは精神衛生上よくないな。次からは直行便にしよう。・・・なんてことを考えていたら時間になった。いよいよ最後のフライト。次に飛行機から降りれば、そこはもう日本だ。長かった旅もこれで本当に終わりかと思うと、少し感傷的になる。またいつの日か壮大な旅に出てみたいと思う。
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帰国
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計11日間の旅を終えて、我々3人を乗せた飛行機は成田空港へと到着した。空港内に書いてある「おかえりなさい」という言葉にちょっと感動したり。
入国手続きをして税関を通って無事帰国を果たす。すでに夜になっているので、京成乗り場へ行ってさっさと電車に乗る。そのまま日暮里まで行く二人とは成田で別れる。別れ際、これから何十年かして定年になって時間ができれば、また同じようにシベリア鉄道の旅に出るということを誓い合う。成田からは成田線経由で柏に出て、野田線で帰宅。
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11日間にわたる長い旅が終わった。これだけ長い旅も初めてなら、一週間も同じ列車に乗り続けるという経験も初めてだ。やはり世界は広い。これまで海外に目を向けなかったことを悔やむとともに、もっと世界を見てみたいと思う。次は王道的にヨーロッパあたりに行きたい。そしていつの日かまたシベリアに舞い戻りたいとも思う。
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