Since 07.May.2005
にょっへ~
Ver. 3.1.22
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CONTENTS |
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旅行日記
~シベリア鉄道旅行2005~
~10日目~
2005年2月15日(火)
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雪
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一週間ぶりの揺れないベッドは快適で、よく眠れた。ホテルのバイキング(中華料理)で朝食を取って、今日も観光に出かける。
昨日北京についてやっと雪から解放されたと思ったのもつかの間、なんかすごい大雪なんですが・・・。しかもロシアと違って、東京みたいに水分の多い雪だから、歩きにくいったらない。勘弁して欲しい。
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中国鉄道博物館
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雪の中を頑張ってバス停まで歩く。バスに乗って郊外にある中国鉄道博物館へ赴く。しかしこのバス、エアコンが付いていないだけでなく、あちこちからすきま風が吹き込んできて死ぬほど寒いんですが。他の路線にはエアコンの付いた新しいバスも入っているのに・・・。
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バス停から少し歩くと、こんな入り口が見えてきた。本当にこの先に博物館なんかあるんだろうかと、えも言われぬ不安を感じるが、せっかくここまで来たのだからと歩いていくとちゃんと博物館があった。
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中に入って少し見て歩くと、やっぱりあった。毛沢東号(笑。全くすごいセンスだ。
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各自散開して一人で写真を撮っていると、中国人っぽい人からシャッターを押してくれと頼まれたりする。なんか日本とかわらんなぁ。けど中国の客車ってなんでこんなに重いんだろう。モノによっては新幹線と変わらんぐらいの重量がある。一体どんな構造をしているんだ・・・。
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故宮
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鉄道博物館を一通り見た後、再び寒いバスで北京市内に戻る。バスの車掌に「北京駅まで」と言っても英語が通じず困っていたら、中学生ぐらいの子が訳してくれて助かった。英語教育は素晴らしい。
北京駅から地下鉄で再び天安門まで行く。今日は故宮に入る。
最初はすげーとか思っておもしろかったけど、どこまで進んでも同じような建物が、それこそ金太郎飴のごとく現れるのを見ていると、次第に飽きてくる。もともとこういうものに関心のない俺には、さわりだけで十分だ。やっぱり花より団子だ。
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王府井
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というわけで、王府井にやってきて屋台で食べ物を買う。
担々麺とか食べるとめっちゃ辛かった。雪で冷えたからだが一気に暖まったけど、辛い。日本で食べるのと訳が違うぜ。
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麻雀
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食うもん食った後は、王府井周辺の繁華街をうろつく。CDとかDVDとか売っている店にはいると、あるある。海賊版が(笑。さすが中国。
ふと入った土産屋で本場中国の麻雀牌を見つける。これは買うしかないということで、早速購入。店員に交渉して少し安くしてもらう。最初からお土産使用のようで、英語のルールブックが付いている。それを読むと、噂には聞いていたが日本とは大分ルールが違うようだ。まあどうせ日本で使うときには日本のルールで打つから関係ないけど。早くこれを使って打ちたいぜ。
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四川料理
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一旦ホテルに帰った後、荷物だけ置いて夕食に出かける。今日の夕食は四川料理。麻婆豆腐に始まり、聞いたこともないような料理も頼んでいく。メニューには親切に辛さのバロメータである唐辛子マークが各料理に付いている。ちなみに麻婆豆腐は唐辛子二個。そしてその味は ・ ・ ・
辛い。激辛。唐辛子二個恐るべし。日本の麻婆豆腐はいったい何なんだ、というほどに辛い。そしてさらに驚愕の事実は、すでに唐辛子三個の料理を頼んでしまっていること。そしてその料理には、唐辛子がそのまま入っているのが見えてしまった((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
しかし食べてみると、どうやら唐辛子っぽいやつのなかにも、辛いのと辛くないのの二種類があるようだ。T氏が辛いやつをもろに食べてしまい悶絶している。普段冷静なT氏が、またしても新しい世界を見てしまったようだ。俺、辛いの食わなくてよかった・・・。
そんな辛いモノだらけの中、小龍包は辛くもなく美味かった。あとジャスミン茶も美味しかった。お腹が微妙に心配になりながらも、料理自体は美味しかった・・・と思う。
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今日は終日北京観光。ロシアから来ると、中国はまるで天国のように思える(笑。みんなピリピリしてないし、ホントなんて平和な街なんだろう。夜一人で歩くのも平気だ。最底辺を見ていると、どんなところにも順応できるいうことだろう。
長かった旅行自体、明日で最終日。明日はもう日本に帰るだけだ。少し名残惜しい気もするけど、またいつか来ることを楽しみにしたい。
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